生前、ご趣味でヴァイオリンを習っていらっしゃったという故人様。ヴァイオリンの音が大好きで、50歳を過ぎた頃から習い始めたそうです。
ご遺族のご希望で、ご葬儀にはヴァイオリンの生演奏が入りました。司会のコメントが音の邪魔をしてしまわないように、奏者の方と打ち合わせをして連携を図りながらの進行となりました。
言葉と音を上手くシンクロさせるのは難しいですが、やはり上手く行った時には、とても良い雰囲気を作りだすことが出来ます。
そんなご葬儀でのナレーション一文です。
「ヴァイオリンが奏でる、思い出の音色に耳を傾けていただき、在りし日のお姿をお偲び頂ければと存じます。」
耳の良い司会者は上達が早いと言われます。喋りを磨くだけでは無く聴く力を鍛える事もとても大切ですね。
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