葬儀司会の基本から応用までをまとめた「葬儀司会マニュアル」や「ショートナレーション集」の販売をしております。それぞれの場面での葬儀司会コメント例文やお打ち合わせの進め方、各種ナレーションを掲載しております。
このブログは、葬儀司会者や葬儀で司会をなさる皆様に向けて少しでもお仕事の助けになればと思い、葬儀司会の例文や葬儀ナレーションの原稿やサンプルをご紹介させて頂いております。
よろしければご参考になさってみてください。
今回は、時々ご案内させて頂いております葬儀司会上達講座です。
取り上げるテーマは「鼻濁音」になります。
普段の生活の中では、それほど気にすることもない鼻濁音ですが、司会者としてマイクを握らせて頂く時には、やはり知っていたほうが良いと思います。
【鼻濁音とは】
やや鼻にかかったガ行の音のことを言います。「が」の前に小さい「ん」を入れるイメージです。
【鼻濁音と濁音の使い分けについて】
*濁音→かなで表す時、濁点をつけて書く音。
★言葉の初めに出てくる場合は、「濁音」です。
例:学校 行事・・・
★言葉の途中に出てくる場合は、「鼻濁音」になります。
例:入学・中学・・・
例外として、「国立劇場(コクリッゲキジョウ)」 のように「国立」と 「劇場」、 と い う2つ の言葉からできている場合は、途中の語でも鼻濁音にはなり ません。
★「私が」のような助詞の「が」は、鼻濁音の「か゜」になります。
★接続の「が」も鼻濁音です。
例:~か゜~です。
★「株式会社」のように、元の言葉は会社(かいしゃ)と濁らなくても、2つの言葉か合わさったときに濁る場合は、「鼻濁音」になります。
★外来語は基本濁音です。
例:ハンバーガー・ビギナー
例外として、ンが前についていたら鼻濁音になります。
例:リング・キング
★擬音語は濁音です。
例:ガラガラ、ギコギコ
★数字は濁音です。
例: 15ジュウゴ
ただし、数字が言葉になると鼻濁音です。
例:十五夜(ジュウこ゜ヤ) 七五三(シチこ゜サン)
ややこしいですね・・・
でも、少しずつ意識していけば自然と使い分けられるとようになる思います。
今回は以上となります。最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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